ハウス提供の想い

平成10年に家を新築する機会がありました。

近くの神奈川県立こども医療センターには全国から病気のお子さんを抱えたご家族が訪れる事を聞いておりました。そんな境遇の中、お子さんとお母さんは精神的・経済的にも、家族と離ればなれの日々をどんな思いで過ごされているのだろうかと気になっておりました。

この様なご家族に少しでも肩の荷を軽くして治療に専念していただけたらと、長い間考えておりました。

偶々、親の残してくれた土地があり、こども医療センターより、徒歩で通える距離と言う条件の中、どんな設備や運営などが必要かの知識もなく、設計を変更しつつ、自宅を提供しております。

その頃、全国には多くの滞在施設はありませんでしたが、東京のNPOファミリ-ハウスとの出会いや、世界中にある「マクドナルド・ハウスの財団からのお誘いでオーストラリアのハウスを見学する機会を頂き、たくさんの情報、ご指導を頂きました。

どちらの医療機関でも、必要としていらっしゃる方に使って頂ければと思っております。

利用者の皆様からきれいにご使用頂いております。

皆様の日々のお心遣いにに御礼申し上げます。

あゆみ

1999年01月横浜市港南区芹が谷1丁目15-12に遠隔地からの患者・家族のための滞在施設
「芹が谷にじのいえ」開設提供
2000年06月オーストラリアのマクドナルド・ハウス見学研修ツアー参加
(マクドナルド財団催行)
2002年06月タイからの患者家族を受け入れ支援
2002年11月韓国からの患者家族を受け入れ支援
2002年11月毎日新聞東京社会事業団主催・小児がん制圧キャンペーンイベントに車いす介助ボランティアとして参加
(横浜アリーナにて石原プロモーション)
2003年11月ハウス利用者の声を自費出版 
~利用者の声~「にじのいえ)推薦:横浜市立大学付属病院 横田俊平
2004年03月「よこはまファミリーハウス」設立(改名)
シーサイドライン野島公園駅近隣にファミリーハウス「シーサイドハウス」設立提供
2004年4月JR小机駅から3分、ファミリーハウス「こづくえみどりの家」設立提供
2005年8月弘明寺駅から5分、弘明寺「サンライズハウス」設立提供
2005年12月モンゴルからのご家族を受け入れ支援
2007年05月ハウス利用者の声 自費出版~利用者の声~「小さな温もり」
推薦:参議院議員 川口より子
2019年07月


2023年01月
ハウス利用者の声 再版~利用者の声~「小さな温もり」
推薦:シスター キャサリンライナー

皆様に支えられ、25年目をスタートしました。厚く御礼を申しあげます。

「リラのいえ」開設関連

2004年12月新施設開設のため、準備委員会設立
以後、開設まではよこはまファミリーハウスが事務所として活動
神奈川県知事へ滞在施設開設の要望書を提出
2005年06月滞在施設建設のための第1回チャリティーピアノコンサート開催
(ミューザ川崎)
2005年06月県議会にてよこはまファミリーハウスの活動が取り上げられた。
知事より前向きな答弁
2006年06月滞在施設建設のための第2回チャリティーピアノコンサート開催
(横浜みなとみらいホール)
2006年10月県内の篤志家より、5,000万円の寄付を受ける
2006年11月神奈川県より、建設用地の賃借仮契約
2007年09月建設工事着工(建設工事費8,500万円)(株)神工舎建築工房と契約       
2008年06月

2020年06月

2023年01月
滞在施設「リラのいえ」開設
よこはまファミリーハウスより3家族移動、利用開始

お蔭様で13年目を歩みだした「リラのいえ」。当時、かながわボランタリー活動推進基金21の協働事業負担金のお世話になり、当時の事業報告書を改めて目を通す機会がありましたのでご紹介したいと思います。

お蔭様にて、25年目をスタートしました。コロナ禍でも病気は休むことはできません。必要な方にはできる限りのお手伝いをさせて頂きます。