その4

 夕方から38度の熱を出し、ミルクも飲むし機嫌も良いので少し様子を見ていたら22時頃にミルクを吐きグッタリしてしまったので直ぐに病院に連絡して救急外来で見てもらいました。病院に着く頃にはけいれんも起こしていました。生後2日目に脳瘤の手術、2週間目にシャントを入れる手術をしているので感染症になっていると大変と言う事でそのまま入院になりました。

 急なお願いにもかかわらず「大変だったね、大丈夫よ」と、泊めて頂き本当にありがとうございました。

 初日は中国人のお母さんと一緒でしたが、同じ入院している子を想う母親同士話ができて良かったです。お互いに泣きながら「大丈夫」と抱き合って励ましあえたのもこのよう場所があるからだと思いました。

 利用者の声のノートも同じ様な想いのお母さん達がたくさんいてみんな頑張っていると、勇気づけられました。
始めての子が生後2週間の間に2回も頭の手術をしないといけない。生まれるまで順調ですよーと、言われていたのに、生まれてから1度も抱けないまま、大きな市立病院へ搬送。翌日にはこども医療センターへ搬送されました。産院は母子同室なので他の部屋からは元気な赤ちゃんの声、その度にどうして私だけ一諸に赤ちゃんがいないんだろう、健康に生んであげられなくてごめんね、と、泣いてばかりいました。
「赤ちゃんにこんな苦しい想いをさせて普通分娩で産んで可哀想に」と言う事も言われました。でも泣いてばかりいる私も日々元気になっていく娘を見て元気をもらっていました。

 今回もとっと早く病院につれていけばよかったかなぁ?とか、考えてしまうけど、ミルクを飲んで笑ったりしてくれる娘が早く退院できるように、今自分ができる事をやって行こうと思います。まだいつ退院できるか解りませんがもう少しお世話になります。
(色々と想い出して、泣きながら書いたので文章がおかしくなってごめんなさい)