5月の日曜日、ちょっとした出会から
川口 のり子元外務大臣より応援メッセージを戴きました。
神奈川県立こども医療センター-患者・家族に滞在施設を
新緑の美しい日曜日、選挙区のイベントで、鵠沼海岸で地引き網をしてきました。イワシ、エイ、ヒラメ、フグまで、大きさは今ひとつでしたが、ピチピチ元気の良い魚が上がってきました。驚いたのは、トンビが目ざとく見つけて、5,6羽、魚をより分けている人々の上を円を描いて飛び始めたことで、トンビの目の良さには感心しました。「アリ」の視力はどれくらいなのかとも想像し、一時楽しく過ごしました。
そこで一人の女性にお会いしました。よこはまファミリーハウスの佐伯トシコさんです。よこはまファミリーハウスは、横浜市内の病院で高度医療を受ける子供たちに付きそう家族たちのために、病院の近くで宿泊施設を提供している団体です。入院が必要となった場合、家族の人が出来るだけ長い時間を子供と一緒に過ごしたいと思うのは当然ですし、子供にとってもそれは大切なことです。精神的にも肉体的にもとても大変な時期に、経済的に大きな負担を負わないで子供に付き添う家族が滞在する施設が病院のすぐそばにあれば・・・というのは関係者全員の思いでしょう。
よこはまファミリーハウスでは、現在、ボランティアの自宅の提供などを受け、4施設を運営しています。年間に延べ1,400人の利用があり、県内外だけでなく、中国やインドネシアから利用した例もあるそうです。
さらに、他のNPO法人スマイルオブキッズなどと連携し、神奈川県立こども医療センターに入院する子供たちの家族が滞在する施設の建設のために、献身的に努力をしていらっしゃいます。神奈川県立こども医療センターは、難病の子供たちが、専門高度医療を受けるために県の内外から訪れます。平成17年度に新しい病棟が竣工したこともあり、ますます家族の滞在施設のニーズが高まっていくことでしょう。神奈川県はこの施設のための土地を無償で提供することが決まっています。
今、佐伯さんのようなボランティアの方々が「神奈川県立こども医療センター患者・家族滞在施設開設準備委員会」を設立し、施設建設のための資金を集めています。この6月2日には、みなとみらいホールでピアニスト関孝弘さんのチャリティコンサートも開かれるとのことです
今取り組まれている日本の改革の中で、官から民への動きは重要な流れです。これだけ大きなプロジェクトが「民」の手でしっかり取り組まれていることを知って、「官から民へ」が実際に強い流れになっているということを実感しました。応援したいと思います。
これをお読みいただいた方も是非一緒に応援しませんか?
よこはまファミリーハウス:http://www5f.biglobe.ne.jp/~yokohama-family/
NPO法人スマイルオブキッズ: http://www.smileofkids.npo-jp.net/